ウミガメ商売 屋久島でも

あるSNSの「ともさん」の日記を紹介します。

書いた本人が、この事実を多くの人に
知らせてほしい旨を、日記のコメント内で書いているので、
広く知っていただくために、ここに紹介させてもらう次第。

まったく、浜 松といい、屋久島といい、

野生動物を金儲けのタネにしないでもらいたい


(以下、そのままの引用です
 読みやすいように改行をいれました。)

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「ウミガメ観察会」


しつこいようですが、もう一度だけ書きます。
(もう書かないと思いますが)

屋久島ではアカウミガメが産卵に訪れ、その数は
日本全体の半分以上を占める。こんな小さな島で。

屋久島ウミガメ連絡協議会なる
任意団体が運営する『ウミガメ観察会」の真実を書く。


1】産卵に上がるウミガメのうち、半数しか実際には
産卵に成功しない。何故ならそこに多くの観光客が押し寄せ、
警戒心の強いウミガメは卵を産むことなく海に再び帰ってしまう。

産卵中のウミガメもベタベタ触られたり、ご法度のフラッシュを
焚いての写真撮影は日常茶飯事。係員すら観光客へのサービスで
産卵中のカメを動かして、産卵の様子を見せようとする。

これはもう『虐待』に近い行為では??
観光客の方にも、自分も意図しなくても
「加害者になっている」 という実態を知ってもらいたい。


2】産んだ卵のうち約半数は孵化できない。
理由の多くは 観光客に砂を踏み固められ、脱出できないのと、
生まれても 深夜歩き回る観光客に一部踏み潰されている。
勿論、自然災害 (台風・大雨などで卵が流出してしまう)も一因。
でもそれは自然のこと。しょうがない。


3】『ウミガメ観察会』は保護活動をしているボランティアではない。
観光客が支払った料金を原資にしてバイト料を貰っている、
れっきとした営利・営業活動である。
活動期間はウミガメ産卵の 2.5ヶ月だけの、季節営業。
短期間に多額のお金を稼いでいる。

その収入が実際のウミガメ保護に使われることは殆どない。
『浄財を寄付』したつもりになっている観光客の方には
申し訳ない事実。


4】保護活動を年間を通して無償で行っているのは「NPO法人屋久島うみがめ館」。
しかし、この特定非営利団体は『ウミガメ観察会』が利益を上げているのに対して
「寄付」「個人のボランティア」で支えられているけれど、なかなか
必要なお金・人員が調達できず、困っている。

実際に保護活動に支障をきたしている。必要な資金・人員をこちらにこそ回すべき。
環境省の責任はないのだろうか??


多くの方が、観察会に参加した後、ウミガメに悪いことをした、
見世物にすべきではないと感じている。
勿論、単純に「感動した」という方もいるだろう。
もうそれは「感性の違い」としか言いようがない。


屋久島の山や森に敬意を払って下さる観光客の方はとても多い。
屋久島は他の観光地と異なるのは、そのお客様たちの意識の高さ。
それは誇っていい。

でも、ことウミガメとなると話しは全く違う。
所詮「たかがウミガメ」、「観光名物」なんだろう。
一番悪いのは『ウミガメ観察会』ではあるけれど、見物気分で
行き、観察会を存続させているのは観光客である。

悲しい。ウミガメはそっとしておいてあげたい。
何とか産卵・孵化シーズンは法的に夜間立ち入り禁止には出来ないものか。


(引用おわり)
 
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遠くからですが、

「屋久島ウミガメ連絡協議会」には活動の是正を、

「屋久島うみがめ館」には、さらなるご健闘を祈るばかりです。
 
日本最大=北太平洋地域最大のウミガメ産卵地を守ってください。

 
 


 

子ガメ孵化場の問題 ようやく記事に

(静岡新聞 2011.1.7 (金曜日) 記事そのまま)

おとな派 環境・自然
アカウミガメ保護“論争” 遠州灘海岸の孵化場、是か非か
2011/01/07
2011.1.7kiji

 遠州灘海岸でのアカウミガメ保護の在り方をめぐり、議論が熱を帯びている。
「孵化(ふか)場の設置は逆効果」などとして、
全国各地の自然保護団体が参加する「日本ウミガメ会議」は、
浜松市の団体「サンクチュアリ・エヌピーオー」に保護事業を委託している県と浜松市に対して、
事業の見直しを求める要望書を出すことを決議した。
サンクチュアリ側は「荒れた砂浜で卵を守るためには人の手が必要」
と、卵移設の意義を訴えている。

 遠州灘海岸は本州最大級のアカウミガメ産卵地。
サンクチュアリは海岸の産卵巣から卵を掘り出して孵化場に移し、
孵化した子ガメを放流する活動を続けている。

 会議を主催する日本ウミガメ協議会(大阪府枚方市)によると、
ウミガメには「砂の温度環境によって性別が決まる」
「孵化後24時間程度の興奮期に沖合に突き進む」
―などの特性がある。

遠州灘海岸での人工孵化や放流会について
「生態を無視した保護活動は多様性の低下を招き、絶滅を助長する」
として反対の立場を示している。

 会長を務める亀崎直樹神戸市立須磨海浜水族園長は
「卵移設が孵化率に与える影響を検証できていない。
数十キロの砂浜の卵が1カ所に集められて放されることは
対捕食者戦略の観点からも問題」と警鐘を鳴らす。

 過剰保護との指摘に対しサンクチュアリ側は、
砂浜の荒廃や卵の盗掘など都市海岸が抱える問題点を挙げ、
「地域の特徴に合わせたやり方がある」と反論。
20年以上にわたって産卵数や孵化率、子ガメの体重、奇形率などのデータを取り、
砂浜保全や環境教育に取り組んできた実績を強調する。

 放流会も「環境教育あっての保護」との方針で実施している。
馬塚丈司理事長は「海に戻った後のカメの追跡調査は不可能。
生態が未解明の段階で保護を一つのやり方に限ってしまう方が危険だ」と主張する。

 県と浜松市は当面、現状維持の構え。
県自然保護課の担当者は「今は海岸への車の乗り入れが自由で、
卵にとって良い環境ではない。改善されればやり方の変更も検討する」と話している。

(記事、以上)


団体のワンマン代表者である理事長は、
「生態が未解明の段階で保護を一つのやり方に限ってしまう方が危険だ」
といっているが、自分たちがいちばんそれをやってきたことに気づかないのだろうか。


記事の中で、この理事長は、
「海に戻った後のカメの追跡調査は不可能。」
などとのたまっているが、
そんなことはない。

以下のサイトを参考にされたい。

ELNA
http://www.elna.or.jp/column/no61_70/no67.php

日本ウミガメ会議レポート・3(2007年)
http://www.omotehama.org/report07/2007/11/3_1.html


「環境教育あっての保護」
というのもおかしい。子供がいくら感動したところで、
肝心のカメにとってよくないことをしていたら意味がないだろう。
将来、子供たちがウミガメを保護しようとしても、ウミガメがいなかったらどうするのだ。
カメの生態に合わせた教育活動を模索したほうがよい。


浜松の団体・サンクチュアリNPO。
最初は純粋な気持ちで保護活動を始めたのかも知れないが、
今かれらがやっているのは、保護をかたった「子ガメの販売」にほかならない。

なにしろ、あんなに大規模に集客・集金し、
(パチンコチェーンとも、つるんで集客している)
毎シーズン推定数千万円を荒稼ぎする「子ガメの放流会」は他に類を見ない。


よく考えるとわかることなのだが、
とても巧妙で善行に見えるために、多くの善良な人たちが、だまされている。
 
 



池新田の浜



オフショアの風、風力1。
東に浜岡原発。
サーファーが17人ほど。
釣り人は、まばら。


タートルトラック@福田海岸



今年7月のもの。
たしか福田(ふくで)だったはず。同笠(どうり)だったか??
う~ん、忘れた。

タートルトラックとは、ウミガメの足跡のこと。




ハマニガナ



浜苦菜(キク科)。花期は春と秋。




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